寒い冬の救世主!カラダが温まる「スパイス白湯」を作ってみよう♪
今年もあと残りわずか、冬の寒さも一段と厳しくなりましたね。
こんな季節には、体がポカポカ温まり、デトックス効果も期待できる「白湯」はいかがでしょうか。
ここ最近、「白湯」にスパイスを加えた「スパイス白湯」が話題を集めています。
朝起きて1杯飲めば、整腸作用。夜眠る前に飲めば安眠効果など、白湯に好みのスパイスを足すだけで、白湯の効果がハイレベルに進化します!!
これから本格的な寒さを迎える季節、ぜひ毎朝の1杯を、コーヒーや紅茶から「スパイス白湯」にかえてみませんか?
まずは意外と知らない基本の「白湯」の作り方からご紹介します。
・基本の「白湯」の作り方
① やかんに水を入れて強火にかける。
② 沸騰したらふたを取り、ブクブクと泡出ったら火を弱める。湯気を逃しながら15分ほど沸騰させる。
*身体に取り入れやすい温度は約50度。白湯をカップに入れたとき、カップの表面が「少し熱い」ぐらいがちょうどよい温度です。身体より少し熱めのお湯を飲めばスムーズに体内に浸透し、効果が得やすくなります。また沸騰させることで、水道水の不純物を取り除くことができ、水道水独特のカルキ臭も軽減できます。
・飲むめやすは1日700~800ml
1杯(100~200ml)を1日に数回に分けて飲みます。
・飲む回数は1日3回、朝昼夜に。
1杯目は朝は起きてからすぐに飲みましょう。昼・夜は食事中と食後に分けて飲むとよいそうです。朝起きてすぐに白湯を飲むと、内臓が温まり活性化。血流がよくなり代謝力が上がります。食事中に白湯を飲むと、消化吸収を助けて、摂取した食べ物のカロリーが消費しやすくなるといわれます。
「スパイス白湯」の材料と作り方
<材料(1人分)>
・白湯 150ml
・クミンパウダー、コリアンダーパウダー、ジンジャーパウダー 各小さじ1/4
<作り方>
① 耐熱カップにクミンパウダー、コリアンダーパウダー、ジンジャーパウダーを各小さじ1/4ほど入れる。
② ①に熱湯150mlを注ぎよく混ぜる。
・「スパイス白湯」の効果
「スパイス白湯」に加えるスパイスはコリアンダーやクミン、ジンジャーがおすすめです。これらのスパイスは血行を促し内臓を温めることで、冷え改善や代謝アップ、お通じを解消し、胃腸を整える作用もあるといわれます。また美肌やデトックス効果も期待できるそうです。個人的には、身体がじんわりと温まり、体の内側からポカポカになるのを感じています。
・各スパイスの効果
●クミン・・・カレーのような香りのスパイス。消化促進や体脂肪減少が期待できます。
●コリアンダー・・・生葉は香菜(シャンツァイ)、パクチーと呼ばれます。毒素排出や胃腸の保護、美肌や貧血予防に役立ちます。
●ジンジャー・・・ピリッと辛い刺激のあるスパイス。血流を促進し身体を温めるほか、殺菌作用や免疫力を高める効果があるといわれます。
毎日でも飽きない「スパイス白湯」のアレンジ例
その他、スパイス白湯は、症状に合わせて、いろいろな組み合わせを楽しむことができます。特におすすめは、レモンとしょうがを合わせた「スパイス白湯」です。レモンやしょうがなどのスパイスは、デトックス効果に加え、アロマ効果が期待できます。心地よい香りを嗅ぐことでリラックス効果が高まるほか、脳の満腹中枢が刺激されて、満腹感を得やすくなるといわれます。
レモンは新鮮なうちに輪切りにして種をとり冷凍しておけば、いつでも作れて便利です。
・アレンジ例
●疲労回復→レモン+梅
●冷え改善→シナモン+クローブ+カルモダン+ジンジャー
フードエッセイスト/藤井 香江