夏バテ対策&美肌に♪豚しゃぶパスタとかぼちゃのベーコン巻き

夏バテ防止は疲労回復効果のある豚肉がピッタリ

もうすぐ夏ですね! 夏バテ対策には豚肉がオススメなんです。
豚肉はビタミンB1がすごく豊富で、牛肉の約10倍もあります。
豚肉のビタミンB1は、糖質の代謝や神経の働きに関係している栄養素。疲労を回復したり、イライラを防いでくれたりする効果があると言われています。
豚肉は、疲労回復効果が高い食品と言えますが、食べ過ぎはかえって疲労の元に。ピルビン酸が増えて、体内の水素と結びついて疲労物質の乳酸がたまってしまいます。
これを回避するためには、クエン酸を同時に摂取します。
クエン酸によって、ピルビン酸はクエン酸に変わります。肉類に、レモンやスダチが合うのは、こういうことだったんですね。
その他、豚肉はたんぱく質も良質なものを豊富に含んでいます。
もも肉100gに含まれるたんぱく質を他の食品に換算しますと、卵なら2個、ご飯なら茶碗6杯、牛乳では700mg相当にもなるそうです。
■効果効能
疲労回復、滋養強壮、スタミナアップ、筋肉強化、免疫力向上、老化防止、血行促進、脳の中枢神経や手足の末梢神経の機能を正常に保つ。

豚肉をさっぱり&たっぷり食べられるレシピはこちら

【冷しゃぶおろしパスタ】
■材料(2人分)
・しゃぶしゃぶ用豚肉:160g〜200g
・創味シャンタン:適量
・パスタ(カッペリーニ):160g〜200g
・塩:適量(パスタ茹で用)
・オリーブ油:適量
・トマト:1個
・ブロッコリースプラウト:適量
・みょうが:1個
●大根おろし:適量
●砂糖:少々
●ポン酢:適量
●ガーリックパウダー:少々(なくてもよい)
・ブラックペッパー:好みでかけても!
■作り方
①水を入れた鍋に創味シャンタンを溶かし入れ、沸騰させない温度(80度位)にし豚肉をしゃぶしゃぶする(ピンク色位で引き上げる)
※ここで冷水にはくぐらせず(硬くなるのを防ぐため)、皿に広げ粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫に入れておく。
②トマトをくし型に切り、みょうがは千切り、大根はおろしておく。
③パスタを茹でたら水にさらし、水気を切ってオリーブ油を絡ませておく。
④●の調味料を混ぜておく。器にパスタを盛り、豚しゃぶと野菜類も盛付け、上から●の調味料をかける。

副菜で老化防止&美肌作り効果のある「かぼちゃ」をプラス♪

かぼちゃは三大抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンE、ビタミンC、β‐カロテン(ビタミンA)を豊富に含んでいます。
β-カロテンは体を酸化から守る抗酸化作用があり、アンチエイジング(老化防止)に役立ちます。
かぼちゃのβ-カロテン含有量は100gに4000μgと圧倒的に多く、ピーマンの10倍、トマトやパパイアの約8倍にもなります。
ビタミンC含有量も100gあたり43mgと豊富で、カボチャのビタミンCは熱にも強いため、摂取しやすいという利点も。ビタミンEも豊富に含んでいますからビタミンA・C・Eの相乗効果により、高い抗酸化作用や美肌効果が期待できます。
抗酸化作用に加え、β-カロテンは体内でビタミンAに変換されることで、皮膚や粘膜を正常に保持し、肌荒れや乾燥を防ぐ役割も果たしてくれます。
また、ビタミンEは血液の流れをよくすることで肌へしっかりと栄養が行き渡るようにし、肌代謝・ターンオーバーの促進やくすみの解消に役立ちます。
そしてビタミンCはメラニン色素の生成を阻害したり、コラーゲンの生成に関わるなどの働きも持っていますから、かぼちゃが美肌野菜と呼ばれるのも納得ですね。

かぼちゃを使ったお手軽副菜レシピ

【ガリバタかぼちゃのベーコン巻き】
■材料(2人分)
・小さめのかぼちゃ:1/4個
・ベーコン薄切り:8枚くらい
・ガーリックバター(市販):適量
・ブラックペッパー:適量
・イタリアンパセリ:適当
■作り方
①かぼちゃにふんわりラップをし、電子レンジで火を通しスライスしておく。
②かぼちゃにベーコンを巻く。
③フライパンにガーリックバターを入れ、かぼちゃベーコンの巻き終わりを下にして軽く焦げ目がつく程度に焼く。
④器に盛付け、イタリアンパセリとブラックペッパーを振りかけて完成。
疲労回復効果のある豚肉で夏バテを予防♪ さらに副菜のかぼちゃで夏の日差しに負けない美肌作りができるレシピです。
ぜひ、試してみてくださいね。