ネイルにもTPOを!でも周りと同じネイルなんて嫌!が本音ですよね

ネイルサロンで聞かれる質問№1。それは「会社でOKなネイルアートってどんなもの?」です。ネイリストがこの質問にお答えするには、お客様へのカウンセリングが必要です。職業、年齢(カウンセリングシートや会話からさらりとチェック)、ブランドイメージ、シーンなどを伺います。ただしカウンセリングはパーソナルな部分に触れるので注意も必要です。特に初回で会社名や年齢をズケズケ聞くのは、大変失礼な行為なので気をつけましょう。

オフィスでのTPOが分かれば、節度のあるネイルアートもご提案できます!そしてシンプルネイルが望まれるシーンにこそ、どこかにオンリーワン要素が欲しいのが女性の本音です。



 



求められるOnIyOne★シンプルネイルにこそたまらないプレミア感を

メイクもネイルも自由にできる!というお客様なら、ネイルアートの技術を存分に発揮して、楽しい時間 を♪問題はシンプルネイルを求められるシーンで、どのようにオンリーワンを表現するかということです。 実際には、ネイルサロンに訪れる7割以上のお客様がこちら側でしょう。

シンプルネイルにおいて、私がサロンで行っているオンリーワン対策は3つです。

①ケアと完璧なフォルム作りで美しさを追求

②毎月のおすすめアートにオフィスを意識したデザインを入れる

③ジェルはお客様の好みでカラーミックスする

特に③のカラーミックスは人気です。「シンプルなネイルだけど、カラーは私プロデュースなの!」というプレ ミア感がたまらないそうです。



 


本当に望まれているオフィスネイルは?上品なこなれ感をまとって

「オフィスネイルも派手に!」という考えは、本当にオフィスで女性を輝かせるのでしょうか。アートが大好きな私でさえ、そうではないと思います。むしろTPOがずれたデザインなら、仕事の質にも不信感を抱きます。人は見かけではない?いいえ。デキル女なら、仕事にマイナス要素になるものを身にまとう必要はないでしょう。

「甘皮ケアが行き届いて、動きやすい爪の長さ。爪を艶やかに強化してくれるジェルネイルの安心感。パーソナルにミックスしたプレミアムカラーは、唯一無二。控え目に入れたネイルアートは、職場で女性らしさを失わない優しいお守りになっている。」今望まれているオフィスネイルとは、このようなものではないでしょうか?

田邉薫(ネイルサロンミニカ・スルガ)





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  • ネイルデザイナー

    田邉 薫

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