デコネイルアートでテンションUP❤薔薇&フラワー3Dデザイン



12月に入り街はすっかり年末モードに突入、イルミネーションやデバートなどのディスプレイの美しさにも心が踊る季節がやってきました。これから年明けまでにひかえているイベントは盛りだくさん!クリスマスに忘年会、ニューイヤー、成人式など楽しいことばかり。そんな時って普段以上に洋服もネイルも綺麗にしてモチベーションを上げて過ごしたいと思いますよね。いつもとちょっと違う、プチ豪華なオシャレでいきたい時にオススメなのがオーナメントネイル(3Dネイルアート)です!Ornament*・・・その名の通り飾り装飾品を表す言葉、ネイルを豪華に。見ているだけでうっとりするようなデコラティブなフラワー3Dネイルは、アクリルパウダーとネイルリキッドと筆で作ります。いわゆるスカルプチュアの材料ですね。現在ではジェルメーカー各社でも3Dが容易に作れる粘度の硬い商品もありますが、私は個人的にアクリルパウダーで作る方が好きで、空気に触れて室温加減でのミクスチュアコントロールがしやすく、熱硬化の際にタイミングよく花弁を立ち上げたり、かつ細かいクシュクシュとしたフリンジを重ねて作りやすいため、セミナーなどではアクリルを使った3Dをよく皆さんに伝授しています。





キラキラ豪華なネイルがステキ!3Dフラワーアートの材料って?



数年前ではなるべく爪からはみ出さないデザインで洋服やストッキングに引っかからないものをお願いします!とオーダーされていました。 そのため大体爪から飛び出すストーンや3Dのデザインは別途オーダーチップで作っていただくケースが多かったです。しかし現在のネイル市場には優良な材料もたくさん増えて 大きなパーツを爪に付けても取れないし、ネイルパーツの軽量化から重みも感じません。隙間を埋めるリッジフィラー的な役割を持ったジェルや接着剤なども登場したことで以前と比べ、少しくらい爪からはみ出したアートでも違和感なく楽しめるようになりました。ちなみにはじめてトライする場合、まずは生活に支障のない左手薬指、両手薬指からスタートするのが目立ちながらも引っかからなくてオススメです。 フラワー3Dネイルでは立ち上がった花びらの下の隙間にクリアーのアクリルまたはマットジェルを入れてシャンプー時の髪の毛などの引っ掛かりがないように仕上げます。ファッションもメイクやヘアーもネイルアートの流行りも色やDesignを見るとその時の経済や情勢までもが垣間見えるって思います。 ブームは移り変わる。そんな中、ビジューや3Dをはじめこれらの飛び出したキラキラオーナメントネイルが今こんなに流行っているのは きっと皆さんが心豊かに華やかな気持ちで過ごせますように!という願いかもしれませんね。





ぷっくりネイル3Dフラワーの作り方「コツ」はミクスチュアにあり



私流3Dフラワーのこだわり、必ず守ってほしいことは「ミクスチュアの硬化変化を気長に待つ」です。気長に待つとは、皆さんのお使いのアクリルプロダクトの硬化時間を各自でよく知ることからはじまります。商品を熟知した人ほど美しい作品を作れると言っても過言ではありません。そして『むやみやたらに触らない』ことです。それはもちろん室温などによってもアクリルの硬化スピードはかわりますが、①ミクスチュアをおく②表面硬化を待つ③ブラシを押し当てた時にベタベタ筆にまとわりつかず餅を押している感覚で薄い花びらが作れる、という3つのポイントを抑えるのがベストです。ミクスチュアをおいた後に慌てて(硬化タイミングが分からずに)ただ何となくペタペタとブラシで触ってしまうと、余分なリキッドがミクスチュアに含まれ、結果ボンヤリとした仕上がりに。くっきりと色鮮やかでエッジの効いたフラワーを作る時は必要最低限以上にタッチしないこと。分かりやすいのがホワイトパウダーで作ったお花。ブラシで存分に触って作ったのと、じっくり待って一度だけブラシで押した花の白いシャープ感は、見比べると後者が同じパウダーで作ったと思えないほど断然綺麗です。アクリルは温度に敏感なので冬場の寒い気温の時に硬化しづらいと感じた時だけアセトンタッチ(ミクスチュアをおいたあとにブラシに微量のアセトンを含ませ表面硬化を促進させる)を行うと作業の効率が上がって良いでしょう。3Dは大変奥が深いので次回以降もコラムにてまたお話ししていこうと思います。2015年まであともう少し。オーナメントネイルで華やかHAPPYに過ごしましょう。

岩井香(Premiere Nail)







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