ネイルサロン開業に必要なことって?知っておくべきポイントとは



サロン開業を夢みているネイリストに向けて、なかなか聞けない開業への指南的アドバイスとして、これからネイリストを志す人にとっては描く未来にどんな選択肢があるのか知っておきたいところ。将来はどのように作りますか?トップネイリストとして、サロン経営とスクール学校長も兼務する立場から経験してきたことをお伝えします。ぜひ参考になさって下さね。



 



サロン開業3パターンから考える最初のステップとコツ



◆検定など取得してサロン経験はないけれど自宅でホームサロン(店舗)をオープンしたい!

◆サロンに就職し数年経ったら独立してサロンをオープンしたい!

◆美容関係の仕事もしくは異業種でネイルに興味があり融資するのでサロンを出店したい!

などなど開業理由は人それぞれありますが、まずはこの3パターンから考えてみましょう。それぞれに共通して「個人なのか法人なのか」「集客は?」「メニュー」「経理」をクリアにするべきです。一人でも経営者です。最低限の経営知識は必要になります。ここを後回しにすると後で歪が生じできます。経営の本やネット、商工会議所でも調べられますので、まずは自分で調べて事業企画書を作成してみましょう。



 



夢で終わらせないためには経営力を付けよ!ホームネイルサロン編



低予算で開店可能で材料と環境を作り上げれば、一人ですぐにでも始められます。個人で始める場合は市町村などの登録は必要なく検定も無くても可能ですが、自信の無さからお客様のために、自信が付いたら喜んでもらえればいいなど理由を付けて、料金を下げる傾向がみられます。本当にそう思うのであれば利益は後回しにアトリエ的な感じで、材料費だけでネイルすれば良いのですが、自信が付いたら料金を上げようと考えていると・・・。値上げはとても難しいのです!職業として利益も得ようと考えるのであれば、時間単価を決め料金を設定しましょう。そこが決まればサロンで提供できるメニュー、サンプルアート、広告、内装、電話などなど決める事は盛りだくさんです。自分で全て決められるので楽しいですよね。でも未経験から形にするまでは、予想以上に時間が掛かかります。また、低予算で進める場合は広告費を絞る形になるのでSNS、ブログ、ホームページを上手に、どのように使用していくかが鍵となるので早い段階から準備をしましょう。そしてお客様が増え自分ひとりで回らなくなるという嬉しい状況がきてから困らないために、事前に次のステップはどうするのか、たえず先をみての準備が重要になります。次回はあとの2パターンについて書きます。お楽しみに☆

井原千佳(PureNail&Ondine)





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