身だしなみとして“メンズネイルケア”ってどんなもの?

身だしなみとして“メンズネイルケア”ってどんなもの?

「メンズネイル」と聞くと皆さんどんなイメージをもちますか?

女性のお客様に聞いたところ「男性が爪に色を塗るのはちょっと…」「なんか女性っぽくて」という声があがりました。

皆さん、男性がネイルサロンに通う=「爪に色を塗る」と勘違いしていました。

実際に私のサロンでは男性向けメニューは「メンズケアコース」のみです。

ケアとは、ささくれ・甘皮の除去をし、長さ形を整え、爪の表面を滑らかにして爪を磨くことです(自然な艶からピカピカ仕上げまで、艶は調節可能)。

 

ジェルやアートばかりじゃない!ベースのケアも大切に

ジェルやアートばかりじゃない!ベースのケアも大切に

「男性の好きなパーツは?」と女性に聞くと上位に「手」という回答が入ります。

ゴツゴツして男性特有の大きな手から、男性なのにスッと伸びたしなやか指。

好みは様々でしょうが、どちらにせよ爪が伸び放題でささくれだらけだったらマイナスイメージですよね。

人前にでることの多い社長様や、名刺交換する機会が多い営業マンの方は、やはり「身だしなみ」を大切にしています。靴や髪、爪といった細部まで気を遣っていらっしゃいます。

男性は「さりげなく、清潔感のあるように」と心がけている方がとても多いです。

これを聞くと、逆にドキっとしませんか?

だって女性でも、ケアを怠っている方がまだまだ多いですよね?!

日常的にネイルサロンに通っているから私は大丈夫!という方。

ちょっと待って下さい。

ジェルやアートばかりに目がいって、実は一番大切でベースとなる“ケア”をないがしろにしてはいませんか?

 

身だしなみとしてネイルケアが当たり前の時代に

身だしなみとしてネイルケアが当たり前の時代に

実はこの意見、ウクライナ出身の女性が以前言っていたんです。

「日本の女性は派手な色を塗ったりアートをしたりしているけど、肝心なケアを手抜きしている。これはおかしい。ウクライナでは小学生の頃から親と一緒に爪を整えに行くのは当たり前。日本でいう美容室や床屋さんに行く感覚で爪を整えてもらう。もちろん男性もね。足だってサロンで整える。」

とのことでした。すべてのウクライナ人がそうなのかは、実際にはわかりませんが彼女のいうことは正にそうだなと、共感しました。

きちんとケアされた爪にこそ、アートは映えるものですよね!

ケアせずアートをするというのは、言わば、内面を磨かず外見ばかり着飾っているのと同じ!

それではもったいないですよね。

ウクライナ人の彼女は、「どんなに華やかに着飾って作っても、手元を見ればその人のことが大体分かる」とまで言っていましたよ!

ジェルの普及で日本は以前より、ネイルサロン通いは日常的になっていますが、今後の日本のネイル事情は男性も女性も身だしなみの意味で、ネイルサロンに通う方がどんどん増える時代がくるでしょうね!

兼平朋美(Nail&Eyelashsalon A'vi)




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