“メイクレス”がもっとリアルに

2016年は “メイクレス”がもっとリアルに

トレンドのメイクアップと言えば 「メイクレス」。このトレンドは、今後もっとリアルになっていくと予想されます。
では、メイクレスとはどういう意味だと思いますか?

「メイクレス」ってメイクをしないという意味じゃなくて。
「メイクをしてないような、リアルさが出るようにメイクアップする」
「肌の本質を表現するリアリティーメイク」
ということ!

でもそれは、簡単なようで実は高度なテクニックを要するメイクなんです。

 

調子のいいお肌に合わせていくメイク

調子のいいお肌に合わせていくメイク

例えば、顔全体のお肌の調子は、いい部分と調子の悪い部分とあると思うんです。
「頬のあたりはツヤがあるけど、目の周りのクスミが目立つ」とか。

そういう場合はファンデーションの使い方がポイントになってきます。
「ファンデは、顔全体に均一量を乗せる」と思っている人も少なくないのでは。
しかし私は、「調子のいい部分」=綺麗な部分は、あえてファンデで隠す必要はないと思っています。

そこは、自分の“リアル肌”でいっていいと思うのです。
大袈裟ではなく、下地(プライマー、UVカットクリームとか)に、フェイスパウダーで抑えるくらいで◎。

そして、調子の悪い部分は、いい部分に合わせるようにファンデなどで整えていく。

人によっては、頬の少しのくすみだけをファンデなどで整えて、あとは塗らない。乗せない。
そんなメイクもありだと思います。

 

自分史上最高のお肌になるために。

自分史上最高のお肌になるために。

自分の“リアル肌”を最大限に生かすには、「自分を観察する」「今の自分を感じる」こと。
これが絶対的に必要です。

「うるおいはあるかな」「ハリはどうかな」「血色はどうかな」と、パーツごとに自分の肌を見つめてみてください。
日々観察することによって、お肌の変化にも気づくことができます。

「自分を感じること」を避けて通り、テクニックや商品ばかりに捉われていても、もはや「自分史上最高の自分」にはなれないのかもしれません。

メイクアップをすることで「リアルな自分」になれる。
そんなメイクアップ法が旬になるんだろうと思うのです。

メイクアップアナリスト/ricca(r-color)




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    ricca

    “引き算メイク”で、最小限のテクで最大限の美を引き出す

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