気持ちが身体をゆがませる?気持ちから身体に表れる反応とは

"気持ちが身体をゆがませる?気持ちから身体に表れる反応とは

たとえば、あなたが町を歩いている時に、突然見知らぬ人に「こっちへ来い!」と腕をギュッと引っ張られたとします。あなたの身体はどうなりますか?

引っ張っている人と反対方向に身体を硬く縮めるのではないでしょうか。

反対に「こっちこっち!」と、おすすめのカフェまでお友達が案内してくれたとします。

あなたの身体はどうなりますか?

身体は硬くなることなく喜んでお友達について行くのではないでしょうか。

つまり、身体は気持ちの表れなのです。

 

緊張状態よりもリラックスした状態が◎。

緊張状態よりもリラックスした状態が◎。

同様に、痛みを我慢する施術法では美しさのために頑張るものの、身体は硬く緊張した状態にあります。それを無理に動かそうとすることは、確かに一時的な変化は見られますが、施術が終わってホッとすると同時に身体は緩み、元の歪んだ状態に戻ってしまいます。

反対に心地よくリラックスできる施術を受けた場合、身体は喜んで良い方向へ動いてくれるのです。施術が終わっても元の状態に戻ろうとする必要がありません。

なんだか子供の頃に読んだ「北風と太陽」のお話に似ていますよね。

 

お客様も施術者も、リラックスすることが美への近道

お客様も施術者も、リラックスすることが美への近道

そして何より身体は本来、自分自身の最も良い状態を知っていると言われています。

セラピストはその良い状態になるように無理やり「変える」のではなく、そこへ「帰る」お手伝いをする役割だと私は考えています。

そうすると、お客様も心地よく効果を実感でき、セラピストも力を入れることなく楽に技術を提供できるというわけです。

竹中三千代(Michiyo Style)




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